i podはフルボリューム
世界中の音という音ぜんぶシャットアウトして 轟音のなか埋もれて
そしてわたしは とうめいにんげんになりたい。
『Lamp.4』に向けて一ヶ月もライブがなかったから
なんだかもう あたまのなかがわけわかんなくなりそうです。
表現してないとだめだ、なんかくるしい
行き場のない衝動とやらをどうにかして消化したいのだけれど
世界はざわめいて いつもだれかに見張られているきぶんになる。
夜明けは 少しずつはやくなって 淋しいなぁ
とうめいにんげんになって 夜をしずかにすごしたいなぁ。。
ちょうど一週間前、新宿NINE SPICESにて
きょうのイベントのゲネプロをしてきました。
いつもお世話になっているPAさんの扇谷さんと 音についてあーだこーだと細かいチェックをして
真夜中約5時間に及ぶ素晴らしい時間を過ごしてきました。
扇谷さんは今いちばんRECO.の音を理解してくれているひとで きょうのイベントでもRECO.の音響をつとめてくれます。
真夜中のNINE SPICESを貸してくれたニッシーや扇谷さんやみなさんに大感謝です。どうもありがとう!
それから レコミュニのサイトにインタビューの記事が掲載されたのと
"青いブルー"が4/29まで期間限定フリーダウンロードできます!
レコミュニ
まだ青いブルー、持っていないひとは ぜひぜひダウンロードして聴いてみてね。
インタビュー記事のほうは携帯からでも読めちゃいます。
そんなわけで RECO.今年1発目のイベント、『Lamp.4』いよいよ今日です!
わたしという人間のからだにはおさまらない感情を どれだけ表現できるのか、わたしにとっても未知の世界。
さいきんね、気づいたことがあって。
ずっと気づかないようにしていたのか 単純に気づかなかっただけなのかわからないけれど
わたしは羊の群れのなかで 羊になりたいおおかみだった。
羊になれると思ってた、でもわたしはずっとずっとおおかみで
これから先もずっとおおかみでしかいられないと思う。
日のよくあたるへいわな草原で
あしたがくることを当たり前のように受け入れられた羊たちのなかで
わたしはどう生きていったらいいのかを探してる。
それは永遠にわかりあえることもなくて
群れのなかにいたってひとりぼっちであることにかわりはないの。
でも気づいて わたしは羊になりたいとはもう思わないし
羊になれたなら わたしに謡う理由なんてどこにもないの。
しあわせそうなにおいに焦がれて
その一部になれたような気がしてた日々を
いまはただ なつかしく思うだけで
なんとなくほほえましく、なんとなく淋しくなるだけ。
わたし以外の人生をほしいとも思わないし
きのうを否定しようとも思わないよ
ただ えいえんにわかりあえないだろうということだけが かなしい。
何をおもって音をならすのか、
それはその人それぞれにあること
わたしはぼやっとしてふやけてしまうくらいなら
音なんか欲しくない
ただ 生きていて
嘘のないうたをうたっていたい。
わたしという存在が ただ、そこにあるということ。
50分のステージ、わたしがわたしでありますように。
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きょうの一曲
"ひとつのぬくもり"/ACO