wonder land.

alice in wonder land*

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2013.02.05 Tuesday

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2009.11.30 Monday

夜はジオラマ。

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音に こころがふるえる、という瞬間に 最近たびたび遭遇します

それは あたらしい音楽であったり とおいむかしに誰かがおとした音楽だったり


めぐりあいとタイミング、ふるえるような音がある限り 歩きつづけられるような気がするよ





きづいたら久しぶりの日記で ずいぶんと忙しくしていました。
11/18のRECO.ライブと11/24のソロに遊びにきてくださったかた、ありがとうございました!
18日のRECO.は久しぶりに4月をやったり 青いブルーを新アレンジでやったりして充実したセットリストでした。
そして24日のソロはまたあたらしい試みをして、なんだかすごく楽しかった!です。やりたいこととか試してみたいことがとても広がって、いまあたまの中がいっぱい。
とりあえず、MTRが容量ないのでLogicを稼働しよう。。


そして、RECO.初の配信限定リリース、『小さな夜とワンダー』配信スタートしました!
http://hakureco.syncl.jp/

PVもフルレングスで観れちゃいます。
携帯からも観れるので ぜひ観てみてね

http://www.youtube.com/watch?v=VAmlNqraKzc

PVは昼間撮ったのだけれど、ちゃんとしっかりRECO.の世界で本当にお気に入り。
前作とはいろんな意味で対照的だと思うんだけど、それは間違いなくRECO.の世界。
監督さんとスタッフのみなさんに本当に感謝です。

音源のほうはというと、とてもポップな仕上がりです。
いろんなひとに、小さな夜とワンダーは わたしの声が今までと違っていてとてもいい、と言ってもらえて とても嬉しいです。
いままでにない早さで歌録りが終わってね、さらっと2、3テイクくらいでOKをもらいました。お気に入りの一曲です。





最近本当に忙しくて、全然寝る時間もなかったりで死にそうになっていたのだけれど
いろんな意味で限界を迎えそうだったので半ばムリヤリ時間をさいて、毎年恒例の絵の島にいってきました。
真夜中に藤沢駅に降りたって、夜明け前の線路をあるいて絵の島にいくのだけれど
むかしは毎週のように行っていて、暇人だったなぁと思う。。
気づいたら、一年ぶりの絵の島でした。

おなじみのBed.くんたちと行ったのだけれど いつ行っても変わらないこの町が好きだな、と思った。
真夜中の海はブラックホールみたいで いつみてもどきっとする
かがみにうつる欲望を 見透かされているみたい



町には夜でもひかりが溢れていて 月のない夜も人々は安心して眠りにつくことができる
真夜中に家路につくときも、みちに迷わずに あしもとも惑わされずに 歩くことができるの

絵の島のずっとずっと奥の岩場には ただひたすら広がる海と空しかなくて 真っ暗闇のなかからひかりがあらわれて、世界を染める。
さっきまでの闇がうそみたいに きれいな青で塗られて 世界はなんて美しいんだろうと思った。


ほんとうの暗闇をしらないわたしたちには ひかりのうつくしさもほんとうの意味では気づけていないんだろうなぁと思った
かえりみちは、やさしいほど残酷なのかもしれないなぁ



ずっとずっとおおむかし、まだ文明が発達していないころ
月のない夜をどうして過ごしていたんだろう
いまは月が出ていても出ていなくても 気づかないひとばかり。
わたしが月を恋しく思うのは もしかしたらなまぬるい夜のなかだけで
ほんとうの夜のなかでどんなふうに思うのかを想像したら こわくなった。



世界は いろんなことがぼんやり滲んでいる。
みえないのは、ひとのこころもおなじ。






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きょうの一曲

"君と日々"/polaris

2009.11.14 Saturday

月夜の音楽会。

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きのうは 青山の月見ル君想フに PaperBagLunchbox、花のように、トレモロイド、THE モールスシンゴーズの4BANDを観にいってきました。


月見ル君想フというなまえのライブハウスなのだけれど、なまえのとおりステージにおおきなまぁるい月がぽっかり浮かんでいて 映画を見ているような、とてもすてきなライブハウスです。



復活したPaperBagLunchboxと花のようにがとてもよくて嬉しかったし、トレモロイドも相変わらず好きだなぁとおもった。

そして初めて観た名古屋のTHE モールスシンゴーズの山本さんのドラムが好きすぎてびっくりでした。
うたうようにドラムを叩くひと久しぶりに観たなぁ

楽器って 同じものでも鳴らす人によって音がまったく違うからすごいなぁと思う
やっぱり人間力だなぁ 機械にはできないや






さてさて、いよいよRECO.のリリースが発表になりました!
『小さな夜とワンダー』
11/23から配信限定リリース決定です!
PCでのダウンロードはもちろんのこと、着うたフル、着うた配信もあります。
11/16から試聴開始なのでみなさまぜひ聴いてみてね。PVもお楽しみに!


そして 直前になってしまいましたが、今夜福島のラジオで『小さな夜とワンダー』がオンエアされます。

11月14日(土)ふくしまFM
19:55〜
イシバシサチのcolor of musicという番組です。
福島にお住まいのかたはぜひ聴いてみてね。





さいきん部屋を模様替えしまして(頻繁に模様替えをしてる気が。。)かわいいソファとかを泣く泣くしまって
たいへんくつろげない部屋になりました。


居心地がよくて ゆったり過ごすことも必要だけれど
いまはこのちいさな部屋でめまぐるしく動いていたいなと思ったから
ゆるい環境にくびまでつからないように、頑張って生きていくの。





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きょうの一曲

"キミノソラ"/THE モールスシンゴーズ

2009.11.08 Sunday

さめないまぼろし。

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きのうは新宿NINE SPICESに夕暮レトロニカ企画を観にいってきました。

ほんとうはずっと前からsusquatchのワンマンに行きたいと思っていたのだけれど いろんな想いがうずまいてしまってNINE SPICESに行くことにしました。



もう、いろんな人に逢って 喋りすぎなくらい沢山話をして いいライブをみて少し元気になりました。
東京スーパースターズ、doorが名曲、やっぱり好き。
木部ちゃん率いるDACOTA SPEAKERもかっこよかったし 秀吉は大好きなくもりが聴けたし 夕暮レトロニカはバッチリのトリを飾ってました。





ここ最近いろんなことがぐるぐるまわっていて 人と逢ったりすることが苦だったりもしたのだけれど
きのう 朝の陽射しに打たれながらふと思ったことは

わたしの人生は笑いたくないときにも笑っていきていくことだけが生き残る選択肢で
無理矢理にでもからだとこころを動かして 自分自身で自分自身を奮い立たせてずっとずっとやってきた、

それを自分の手で止めてしまってはいけないんだと思った



自分自身を救えるのは自分自身だけ
誰にもどうしてほしいとも思わないし 借り物で満たされるわけもないの
ただ わたしという人と向き合って生きていくしかなくて
もしも生きていたいと思うなら 疑問に思うことにも意味を見出だすことにも惑わされてはならないの


人生20と数年生きたくらいで答えが出るならいま世界が終わっても哀しくないし
それはまだまだ先のおはなし、いまはただ 笑うことを止めないでいよう。






さて、次のRECO.ライブまで10日くらいです。
きのうライブを見終わったあとRECO.ドラムの2104くんとライブしたいよー、て唸っていました。
先日、RECO.は何度ライブを重ねてもこなしてる感がなくていい、みたいなお言葉をもらって嬉しかったのだけれど

予定調和で馴れ合ったライブができるならわたしはたぶんステージには立っていないなと思った




11/18(水)新宿NINE SPICES
NINE SPICES presents"afternoon speaker"
OPEN/18:00 START/18:30
前売券:1500yen /(+1Drink)
【出演】RECO. / GINBACK / lily(from群馬) / weave / waiting-card
☆RECO.は21:00頃〜予定



そして今月もソロやります

11/24(火)新宿NINE SPICES
OPEN/18:00 START/18:30
前売券:1500yen /(+1Drink)
【出演】愛(RECO.) / anaheim electro / 権守麻美 / mother / and more..!
☆愛は19:05頃〜予定


この日は大好きなanaheim electroとやります。
ひろむくんのドラム久しぶりだなぁ とてもたのしみ。



そして来月は誕生日にRECO.ライブ、その前日にはソロがあります。
12/10のソロは下北沢ERAの上のBarスペースで、元warsawさっちゃんのイベントに出るのだけれど
これがよしむらひらくくん、ANIMAのケイタくん、さっちゃん&アダチくんと豪華出演陣にもかかわらず なんと20人しか入れません。
すでにチケット危ういと思うのでみなさんぜひお早めに、ね。






冬はすき、でも
さむいとからだが思うように動かなくて時間をむだにしてしまう気がしてくやしいの


きょうできないことは、あしたもきっとできない
先送りしない毎日を、いつかの夢って いつのこと?
そんな日一生こないよ きっと ね。





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きょうの一曲

"カーテンコール"/メカネロ

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2009.11.04 Wednesday

ねむりにつくまで。

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すっかり冬模様。
おとといの夜から冷え込んで、窓が2面にあるわたしの部屋は泣きたいくらい寒いです。

でも空が宇宙までみえそうなくらい透明で やっぱり冬がすきだと思う

今年は雪降るかな





わたしの住む町の駅前には ひとりのホームレスのおじさんがいる。
まいにちおなじ場所で布団にくるまって ちいさなガスコンロでごはんも食べたりする。


おじさんは雨よけになる駐輪場の脇で いっぴきの猫と一緒に暮らしてる。
朝も昼も夜も真夜中も おじさんと猫は一緒。
猫はおじさんが大好きで いつでも寄り添って眠る。


猫は時おり 眠ったおじさんのとなりで ぼんやりと空をみつめて しばらくするとふとんにもぐる。
なでてあげると 逃げはしないけれどすこし戸惑ったしぐさをする。
猫がこころを許しているのはおじさんだけ。
夏のあつい日も 猫とおじさんは一緒。雨の日も風の日も。




わたしがこの町で暮らしはじめてから おじさんと猫がいなかった日はいちにちもなかった。
まいあさ、まいばん 彼らを見るのがわたしの日課でもあったし
猫が安心してねむっていると とてもしあわせな気持ちになれた。

やさしくて、おだやかで
愛だなぁと思えた。
わからないけれど、かたちにしてみえるとしたら こういう姿をいうんだろうなぁって そう思えた。



ある台風のまえのよる 猫はごはんを食べてた
隣をみると おじさんの姿はどこにもなくて 沢山あった荷物もすべて消えていた

台風がくるから避難したのか それともおじさんの身になにかあったのかはわからないけれど 哀しくてたまらなかった
翌朝も おじさんの姿はどこにもなかった。



台風が去って、その日の夜どきどきしながらいつもの場所を見やると
おじさんと猫がいつものように布団にくるまって眠ってた
嬉しくて安心して、でもいつかはどちらかがお別れをする日がくるんだと思うと 切なくなった。





どうか時間の許す限り おじさんと猫がしあわせでありますように。
ちいさくていいから、しあわせがたくさん降り積もればいい。

ちいさくて いいから。





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きょうの一曲

"有明の月"/ハートバザール

2009.11.02 Monday

まっしろなクリームのように。

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きのうは 高校時代からの大親友の結婚式でした。

毎回のことだけれど 挙式から泣きまくりでした。
やっぱり しあわせのかたちが見える瞬間ていいなぁ


披露宴の途中で 結婚式をあげられなかった妹さん夫婦のサプライズ結婚式をあげてあげたり、本当にあったかい結婚式でした。
(RECO.の曲を2曲ほどかけてくれました。ありがとう!)



彼女はRECO.のスタッフをやっていてくれたこともあるし、わたしにとってはとても大切なひと。
しあわせであたたかいファミリーを築くであろうことを 決して疑わずにいられる人。

どうか末永くしあわせに、本当におめでとう!





結婚披露宴はなんと船の上でクルーズパーティーで
久しぶりに船に乗ったので酔ってしまうんじゃないかとか 沈むんじゃないかとかすごく不安だったのだけれど
お台場から羽田の最高の夜景に終始どきどきしていて いいなぁと思った。

むかし おとうさんがヨットを持っていて
ヨットに乗って旅行したことを思い出した
わたし やっぱり海が好きだなぁ





そして今日の渋谷LUSHのライブに遊びにきてくださったみなさま どうもありがとうございます!
最近のライブで どんどん自分のなかからいろんなものが溶けだしていくのが すこしこわいです
でも わたし自身のなかはとても静か
夜の海に嵐がくるまえの空気に似てる。


表現するということは わたし自身の人生を肯定することからはじまる
あがいても、わたしはわたしでしかないし
誰にもなれなくていい
そしてそれは誰にわからなくてもいい

わたしには青く見える空が誰かにとってはあかだったりきいろだったりするならば それはそれで本当のことだから それでいいの。




次のライブは11/18(水)新宿NINE SPICES。
はやくライブしたくてしかたなくて 渇望してる。



いつか海沿いの町で暮らそう
わたしが笑っても笑わなくても 誰もなにもいわない町で。





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きょうの一曲

"case"/RECO.

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