音に こころがふるえる、という瞬間に 最近たびたび遭遇します
それは あたらしい音楽であったり とおいむかしに誰かがおとした音楽だったり
めぐりあいとタイミング、ふるえるような音がある限り 歩きつづけられるような気がするよ
きづいたら久しぶりの日記で ずいぶんと忙しくしていました。
11/18のRECO.ライブと11/24のソロに遊びにきてくださったかた、ありがとうございました!
18日のRECO.は久しぶりに4月をやったり 青いブルーを新アレンジでやったりして充実したセットリストでした。
そして24日のソロはまたあたらしい試みをして、なんだかすごく楽しかった!です。やりたいこととか試してみたいことがとても広がって、いまあたまの中がいっぱい。
とりあえず、MTRが容量ないのでLogicを稼働しよう。。
そして、RECO.初の配信限定リリース、『小さな夜とワンダー』配信スタートしました!
http://hakureco.syncl.jp/
PVもフルレングスで観れちゃいます。
携帯からも観れるので ぜひ観てみてね
http://www.youtube.com/watch?v=VAmlNqraKzc
PVは昼間撮ったのだけれど、ちゃんとしっかりRECO.の世界で本当にお気に入り。
前作とはいろんな意味で対照的だと思うんだけど、それは間違いなくRECO.の世界。
監督さんとスタッフのみなさんに本当に感謝です。
音源のほうはというと、とてもポップな仕上がりです。
いろんなひとに、小さな夜とワンダーは わたしの声が今までと違っていてとてもいい、と言ってもらえて とても嬉しいです。
いままでにない早さで歌録りが終わってね、さらっと2、3テイクくらいでOKをもらいました。お気に入りの一曲です。
最近本当に忙しくて、全然寝る時間もなかったりで死にそうになっていたのだけれど
いろんな意味で限界を迎えそうだったので半ばムリヤリ時間をさいて、毎年恒例の絵の島にいってきました。
真夜中に藤沢駅に降りたって、夜明け前の線路をあるいて絵の島にいくのだけれど
むかしは毎週のように行っていて、暇人だったなぁと思う。。
気づいたら、一年ぶりの絵の島でした。
おなじみのBed.くんたちと行ったのだけれど いつ行っても変わらないこの町が好きだな、と思った。
真夜中の海はブラックホールみたいで いつみてもどきっとする
かがみにうつる欲望を 見透かされているみたい
町には夜でもひかりが溢れていて 月のない夜も人々は安心して眠りにつくことができる
真夜中に家路につくときも、みちに迷わずに あしもとも惑わされずに 歩くことができるの
絵の島のずっとずっと奥の岩場には ただひたすら広がる海と空しかなくて 真っ暗闇のなかからひかりがあらわれて、世界を染める。
さっきまでの闇がうそみたいに きれいな青で塗られて 世界はなんて美しいんだろうと思った。
ほんとうの暗闇をしらないわたしたちには ひかりのうつくしさもほんとうの意味では気づけていないんだろうなぁと思った
かえりみちは、やさしいほど残酷なのかもしれないなぁ
ずっとずっとおおむかし、まだ文明が発達していないころ
月のない夜をどうして過ごしていたんだろう
いまは月が出ていても出ていなくても 気づかないひとばかり。
わたしが月を恋しく思うのは もしかしたらなまぬるい夜のなかだけで
ほんとうの夜のなかでどんなふうに思うのかを想像したら こわくなった。
世界は いろんなことがぼんやり滲んでいる。
みえないのは、ひとのこころもおなじ。
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きょうの一曲
"君と日々"/polaris