wonder land.

alice in wonder land*

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2013.02.05 Tuesday

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2010.05.31 Monday

ハミングウェイ。

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小田急線と 中央線からみる景色がすきです

モノレールとか
街よりも高いところを走る列車はとてもすき


真夜中に走るモノレールは空飛ぶ銀河鉄道みたいだと いつも思う
行き先は 思いのままに、どこまでも夜を走るの









きのうは下北沢ERAまでmamoとcamelliaを観に行ってきました

camelliaは何回か観てるけど、今まで観たなかでいちばんかっこよかったなぁ
そしてmamoは一年ぶりだったんだけど、なんていうかグッときてしまった。


音楽にずっと携わっていると初心を忘れてしまうというか
最初はただ純粋に音への愛を持っていたはずなのに それがどんどんといろんなものにとらわれて見えなくなってしまったりする

バンドって、いろんなバンドがいるし
感情をむき出しにするバンドやあったかい空気感や安らぎに満ちていたり
怒り、喜び、哀しみ、楽しさ、本当にいろんな感情が見えてくる

mamoっていうバンドは音楽への愛に溢れていて
ぁあ、なんかこれってやっぱり大切だなぁと思った
理想論じゃごはんは食べられないけれど 忘れてはいけないものってやっぱりあるよ。
すべてを手に入れるなんてきっと不可能だけれど 忘れないでいられたら、きっと描く世界に生きるものもあるんじゃないかなって思うんだ

なんて、きれいごとかな





わたしたちの進む道に沢山の壁があったとしたら
それはわたしにだけ見えていればいい
こわすたび、飛び越えるたび痛んでも
ちゃんと笑ってみせていたい




強くありたいな

いろんなものを、大切にしたいよ






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きょうの一曲

"emergency sign"/salyu

2010.05.30 Sunday

あおい陽炎。

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街々の 至るところに見えるしろい広告募集中の看板たちが
日に日に増えていくすがたをみて ぁあ、世の中って本当に不景気なんだなぁと思う



バンドマンは口々に "CDが売れない時代だ"っていうけれど どうして売れないのかは自分自身がよく知っている、と思ってしまう

わたしだって むかしに比べればCDを買う枚数はかなり減ったし
たいていのものはTUTAYAやジャニスにでも行けば手に入ってしまうよ
"わざわざ買ってまで手に入れたい"と思えるCDはひとにぎり
逆にいえば、そこまで思える一枚に出逢えたのならば それはさいこうのラッキーだと思う







いえないことばが蓄積して
どんどん降り積もって渦になる
しんでしまうなら ロボットになれたらいいのに なんてぼんやり思って
決めたことも、強い意思もゆらぎそうになることだってあるよ
切れないように、糸をたしかめる
だいじょうぶだ、切れたりなんかしないって言いきかせて



立ち止まっても、うずくまって動けなくたって
生きている限り、あしたはちゃんとやってきて
虚勢だって嘘つきだって べつにいいじゃないか

手に入れたいものがあるの
迷うなら、迷いつくせばいい
やりたいなら やりぬくしかないよ
泣いて泣いて、誰に理解されなくても いつかきっと笑えるよ


ひみつの呪文をくりかえして 言い聞かせてみせるから
あきらめないで いて


あしたを







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きょうの一曲

"undertow"/mamo

2010.05.26 Wednesday

風に吹かれて。

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水のにおいがなつかしくてどきどきする雨あがり
恋しいよ、と思う こえとえいぞうとにおいと
できるならば死ぬまで忘れないでいたいな





さいきん星がよく見えません
それはこの都会のネオンやくうきのせいなのか それともわたしの目が悪くなっただけなのかしら、と かなしくなる


そこにあるはずのものが見えないのは
星たちも欠けていく月もひとのこころもおなじ
目をこらしても耳をすましてもどんなに感じようと願ったって求めたって
わからないものはきっと仕方のないことなんだ
それは時に淋しさをつのらせたり、もどかしかったり
自分のこころさえも見失ったり


だからわたしは何を落としてしまったのだろうと思う
思い出してみても、確かめてみても
きょうはすぐにきのうになってしまうから





憎いと思うこころも愛しいと思うこころも
時間と共に風に吹かれない感情なんてきっとどこにもないの
不変を求めるそのうらがわで、変化に救われて生きている
もしも風に吹かれて生きていくのならば いつかあきらめてしまったこころにも希望がやってくるのかな









ひとつの時代が終わって
RECO.はあたらしい世界を築きはじめる
秋口にはお届けする予定のミニアルバム制作へ向けて 今週からプリプロやらレコーディングやらが始まります
ソロのほうも制作期間に入るのでしばらくは忙しくて目がまわりそうだけれど きっとすてきな音をお届けするので楽しみにしていてね。







歩き出すちからは どこから降ってくるわけでも与えられるわけでもないよ
このからだとこころの中に息づくものを
わたしは信じてる。







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きょうの一曲

"通り雨"/ハイスイノナサ

2010.05.24 Monday

あしたへのあしあと。

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5/23(日)新宿NINE SPICES

この四人でのRECO.のさいごのライブが終わりました。



この日はRECO.らしい朝からの雨で
いつも通りにわたしたち四人は笑い合っていて
ライブが始まる前くらいまでは雅人が辞めてしまうことにあまり実感がなかった。
それはわたしたち四人がそうしていることがあまりにも当たり前のようにそこにあったから それがなくなる日のことなんて 想像できなかったから。



ライブ本編のラストのデフォルメをやりながら泣きそうになって
アンコールの青いブルーがはじまるまえに"これがこの四人で奏でるさいごの音です"って自分でことばにしたら ぁあ本当にさいごなんだと思えて泣けてきて
うたいながら必死でこらえて、でも涙がでてきて
この最高の瞬間が終わらないようにずっと祈ってた



ステージを降りてから思いきり泣いて、淋しくて淋しくて でも本当にありがとうを思ったよ。
雅人がいたからこの四年間のRECO.があって 雅人でなければそれはありえないことだった。
雅人がいたから、この四年間を頑張ってこれたんだ。



ステージのうえで いつでもすぐ隣に雅人がいて
でもそんな瞬間はもう二度とこないの。
でも大切なのは終わってしまうことではなくて
この四人で築いた四年間があることなの。
だからいまも、淋しいけれど哀しくはないよ。
わたしのなかに、RECO.のなかに、ちゃんと生きているから。






ライブが終わって 雅人におつかれさまケーキと、メンバーやお客さんやいろんなバンドマンから書いてもらった色紙をプレゼントしました。
渡すまでは雅人に見つからないようにこっそり寄せ書きをしてくれたみなさま、本当にありがとうございました!
さいごに、ちゃんと残るものをあげたかったから 書くスペースがないくらいみんなに書いてもらえて 本当に嬉しかったです。
たくさんのことばを、想いを、ありがとう。







NINE SPICESをあとにして
帰り道に この四人でさいごの写真を撮りました
わたしたちによく似合う、雨の夜に あしあとをのこして。








よく眠って 目が覚めて
ひとりぼっちになったら また沢山涙がでてきて 何度泣いても止まらなくて

でもまた今日からあたらしいRECO.がはじまるから


この想いを胸に、歩いてゆくよ。





最高のメンバーで、大切なひと。
四年間を ありがとう。







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きょうの一曲

"青いブルー"/RECO.




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2010.05.17 Monday

よるはアリス。

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土曜日は 多摩川でバーベキューパーティーでした。


入れ替わり立ち代わり20人くらいのひとたちがバンドマンを中心に集まって
お昼から夜まで こどもみたいにはしゃいでいました。

バーベキューのほかにも キャッチボールやバトミントンをしたり
釣りをするひとやボートに乗る人や
シャボン玉やフリスビーやら花火やら ほんとうにいちにち遊んで楽しかったです。



日頃夜の屋根のしたにいるバンドマンがおひさまのしたでわらい合うのも とてもすてきなことでした。


ちなみに人気だったのは意外にも鮭ときのこのホイル焼きと 焼きマシュマロでした。
焼きマシュマロはじめて食べたのだけれど 生クリームみたいで感動でした!





さてさて いよいよ今週末でRECO.は現メンバーでのラストライブです。

はじめてこの四人でステージに立ったのが四年前の5/25。ちょうど四年前。
最高のメンバーだと思っていたし いまでも思っているよ。
だからこの四年間をきっとずっと 誇りに思うと思う。


○5/23(日)新宿NINE SPICES
NINE SPICES presents
OPEN/17:00 START/17:30
前売券:1800yen (+1Drink)
【出演】RECO. / the triadic luxury(from 岐阜) / greensheep / floating specs / musiquo musiqua / METOROGEEK / undersign




5/23のライブ以降、RECO.はミニアルバム制作のレコーディングのため しばらくライブ活動をおやすみします。
新曲たちを中心に、待望のあの曲やらも収録予定なので楽しみにしていてね。












わたしのドアをノックする声はふたつ
それをずっと恐れていたのに あるときからわたしはそれをへやの中へ招き入れてしまった

恐れることはなく、まえよりもずっとしずかになってしまった



かなしいのは もとめることにこたえるものがないことではなく
もとめることじたいをやめてしまうこと


きづいたあとでは きづくまえにはもどれないから


示すなら、これからをどう生きるか




それだけ。






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きょうの一曲

"青空"/UA

2010.05.15 Saturday

雲に乗って。

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よのなかに必要ないものなんてたくさんあるはずなのに
自分自身を肯定するならば不要なものなんて何ひとつないんだよな、と思う夜明けまえ






月曜日は新宿NINE SPICESでソロライブでした。
数日考えていて、決めたのはライブの日の朝ですが
しばらくソロ活動をお休みしようと思います
といっても2、3ヶ月だと思うのだけれど
去年の6月からソロをはじめて 一年間RECO.の愛として活動してきて
それを今からゼロスタートしてみたくなったんです。


ソロを好きだと言ってくれるひともたくさんいて、今ある曲だって大切だけれど
もっともっとRECO.とは違う世界をみせていきたいし
RECO.の愛としてどうか、というところより ひとりの人として描けるものにチャレンジしたい。



今は 本当にRECO.という世界に満たされているし
RECO.はRECO.としての世界が確立されつつあるから
それをソロでどうこうしたいとはあんまり思わないし
ひとりでやるならもっとやりたいことがたくさんあるから
しばしの休息期間を経て ひとりのアーティストとして描く世界を楽しみにしていてね。










さてさて、きょうは川沿いでバーベキューなのでとても楽しみです。
とちゅう、車でRECO.メンバーやらバンド友達やらをひろっていくので なんだかピクニックとか遠足みたいで ちょっとわくわくしています。


夜には花火もするよ。




おだやかで、美しい朝だなぁ




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きょうの一曲

"素敵なミュージック 素敵なライフワーク"/24

2010.05.05 Wednesday

きみに何度でも言うよ。

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みじかい春が終わって夏がくる
あっという間で世界はくるくるまわりつづける



宇宙からみたらとてもちいさな地球という惑星のなかで
わたしたち人間は一瞬のせかいを生きている

人間なんてほんとうにちっぽけな生きものかもしれないけれど



人のなかに宇宙をみるよ
ブラックホールにのみこまれないように、必死で生きている
たとえどんなにちいさな点であったとしても
知らないふりをして生きていくことなんて、
きっとできない








きのうは下北沢ERAに遊びにきてくださったみなさま、どうもありがとうございました!


ステージのうえにいる、その瞬間は
あと一回でこの四人のRECO.は終わってしまうとか そんなことはどうでもよくて
ただこの四人で描ける、その世界 その瞬間がすべてです


終わったあとのこととか、実際問題重要なのは当然のことだけれど
ステージのうえでそんなことを思うのはもったいないと思う

5/23の、その瞬間までRECO.はこの四人でしかありえないし
ちっとも哀しいことじゃないよ



大切なのは終わってしまうことではなくて
その過程でなにを得て、なにを感じたのか
そして これからをどう生きていくのかということ。

だから あしたを不安には思わないし哀しいとは思わないよ
あるとしたら哀しみより感謝の気持ちでいたい
この四年間を過ごせたこと、出逢えたこと、大好きだと思えること


きっと学校を卒業するのと似ているかもしれないな
歩いていく、それぞれの道を嘆いたりはしないもの
だからさいごのステージに わたしはありがとうを思うよ
それはきのうではなく、あしたへ向けて





○5/23(日)新宿NINE SPICES
NINE SPICES presents
OPEN/17:00 START/17:30
前売券:1800yen (+1Drink)
【出演】RECO. / the triadic luxury(from 岐阜) / greensheep / floating specs / musiquo musiqua / METOROGEEK / undersign
☆RECO.は21:30頃〜出演予定







あしたのRECO.のことをちっとも不安に思わないのは
揺るがない気持ちがわたしたちの中にあるからだよ


だからきっと、これからも見ていてね









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きょうの一曲

"高鳴るアイデア"/the chef cooks me

2010.05.04 Tuesday

月夜に想う。

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最近ライブをたくさん観にいっていますRECO.愛です。
どきどきするくらい素晴らしいライブを観れば観るほど渇望していく感覚
きっとおなかいっぱいならもう欲しくない
満ちれば満ちるほど足らなくなる、そういう瞬間に出逢えることはとても尊いもの。


2日は渋谷O-Crestでtricoのワンマンを観て
そのあと急いで下北沢ERAまでOVUM企画を観に行ってきました。

OVUMはフリーライブ大盛況でした。おめでとう!
そしてtricoは東京ではラストライブだったのだけれど
解散してしまうことを忘れてしまうほど最高のライブでした。

あまりにも音が素晴らしすぎてショックで涙が溢れて
当たり前のことなんだけど ステージの上と下にいる人と人がこの瞬間を作り上げている、それが事件のように思えて
音楽ってこういうものだと思った。

こころがスポンジだとしたら 音楽という水を沢山含んでふくらんで、ふくらんでいくのにいつまでたっても満たされないようなそんな瞬間に出逢えたことを 本当にしあわせだと思ったよ





RECO.は、もうあと2回のライブでベースの雅人が脱退してしまう
四年間を想う、あと20日ばかりでお別れの時はやってくる
正直わたしにはまだ実感もあまりなくて 変わらずにいつでも笑い合って生きているし
想像しても、あしたは想像の世界でしかない
さいごのステージを終えて 何を思うのかな、とか 想像したら淋しい気持ちもあるけれど それより今はこの瞬間が大切なんだと思う




だから この四人でステージに立つことは最後かもしれないけれど
その瞬間は終息へと向かうのではなく 明日へと向かって生きていたい

続いていくRECO.の道も、雅人の道も 哀しいことではないよ





○5/4(火祝)下北沢ERA
ERA presents"ERA 8th Anniversary"
OPEN/18:00 START/18:30
前売券:1800yen(+1Drink)
【出演】RECO. / ミナワ(from京都) / current of air / anaheim electro / indigo la End
☆RECO.は21:15頃〜出演予定


○5/23(日)新宿NINE SPICES
NINE SPICES presents
OPEN/17:00 START/17:30
前売券:1800yen (+1Drink)
【出演】RECO. / the triadic luxury(from 岐阜) / greensheep / floating specs / musiquo musiqua / METOROGEEK / undersign
☆RECO.は21:30頃〜出演予定








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きょうの一曲

"ランプ"/RECO.

2010.05.01 Saturday

ちいさな丘のうえで。

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ぼくらの世界に自由なんてどこにもないのかもしれない

ただそれを決めるのは誰でもない自分自身で 自由も不自由も自分だけが手に入れられる

"本当"なんてきっとどこにもないしどこにでもあるよ


こころに従えば それがすべて。







すっごく久しぶりの日記になってしまいました、ごめんなさい!
大変遅ればせながら4/16(金) 新宿NINE SPICESのライブに遊びに来てくださった方々、どうもありがとうございました!
二ヶ月ぶりのRECO.ライブは静かに興奮していて 忘れられない夜になりました。

この二ヶ月間のライブ活動休止期間があって 本当によかったと思う
いろんなものを見つめ直せたし 気持ちに余裕ができた気がします。
なまえのない新曲はいままでにはない世界観で
みんながすてきだと言ってくれて嬉しかったなぁ
さわやかなのに、歌っているとなんだか泣きたくなるの



そしてRECO.主催のイベント以外でアンコールをもらったのはこの日が初めてで とても嬉しかったです。
みなさま 本当にありがとうございました!


そしてこの日から RECO.グッズのTシャツを50%オフセールで1000yenで販売したのだけれど(もうすぐ夏なので!)
みなさんが沢山買ってくださって 久しぶりにTシャツにサインをしました
CDには何度もしたことあるんだけど、Tシャツにサインをするのはちょっとどきどきでした。

Tシャツはネイビーとホワイトの二種類で、サイズや数に限りがあるので みなさんこの機会にぜひ買ってみてくださいねー!(数量限定です!)








少しまえのことだけれど、久しぶりに映画を見ました
ソラニンよかったなぁ
わたしは 浅野いにおはプンプンがいちばん好きなんだけど
映画のソラニンは一作品としてとてもすてきでした



花火のシーンをみながら
とりもどせない日々をたくさんおもった
思い出はいつだって美しいものだわ





やりなおしのきく人生なんてほしくない
リセットボタンなんてどこにも存在していないから
生きてゆける、あしたを


ずっとずっと生まれてから死ぬまで
どこを見たって探したってもどる道なんて存在していないのなら
歩いていくしかないの ずっとずっと





だからあしたもわらえるよ、きっと





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きょうの一曲

"to U"/Salyu

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